環境から放射線物質を除染するテクノロジー
チャム・ダラス教授
チャム・ダラス教授は大量破壊防衛研究所所長であり、またジョージア大学の教授でもあります。大量破壊兵器に関する研究に25年以上たずさわり、チェルノブイリ事故の米共同調査チームの代表を務め、現地調査に10年の経験を有する。大量破壊兵器の影響と医療対応に関する専門家として国際的に知られ、国連をはじめとする世界の関連機関やメディアで講演や発言を行なっている。最近ではアトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙に原発の安全性とエネルギー政策に関する意見が掲載された。
ディコンジェルの概要
ディコンジェルは2003年にハワイ州の企業CBIポリマーズの科学者達によって開発されました。開発の目的は、地球に優しく、かつ低コストの放射線物質除染のソリューションを生み出すことでした。放射性物質の封入と除去に非常に優れたブルーのジェルが開発された時、科学者達は、原子力発電所やその他の放射性物質を扱う世界中の施設において、そのジェルが除染のソリューションになることを確信しました。
2011年3月11日
2011年3月11日 に起こった福島第一原発の事故をメディアを通して目撃したディコンジェルの科学者達は、被害を受けた地域のビルの外壁や公共エリアの除染にディコンジェルが役立つと考えました。多孔性コンクリート、木材、タイヤ、車両などの一般的な建材に対するアイソトープ除染材として、ディコンジェルが優れているからです。放射性物質の除染の専門家として、適切な除染をしなかった場合の悪影響について詳しい彼らは、さっそく日本にチームを派遣し、危険地域での援助活動で被曝した米軍の車両や初動部隊の除染にディコンジェルを使用しました。
以来、ディコンジェルは放射線量が高い地域で何度も試用され、場合によっては一度だけの塗布でアイソトープが90パーセントまで除去できることが記録されました。さらにホットスポットでの除染効果が高いことが証明され、学校、病院、米軍車両、さらに福島第一原発の原子炉の内部の除染などにディコンジェルが使われています。
ディコンジェルを開発したCBIポリマーズ社は、日本における放射線物質の除染にディコンジェルが役立ち、安全な住環境を取り戻すための一助をなることを願っています。住いや地域から放射線物質を適切に除去したいと願う日本のすべての皆様にディコンジェルをお届けできるように鋭意努力中です。
ディコンジェルの特徴やよくあるご質問はこちらをご覧ください。
ディコンジェルについて
ディコンジェルはCBIポリマーズ社が開発したポリマーベースの除染剤で、放射性物質、核物質、その他さまざまな危険化学物の汚染に対応できます。安全な水溶性のハイドロジェルで、乾くと剥がすことができ、分子レベルで放射性アイソトープに吸着する特異な性質を備えています。ディコンジェルを建材の表面に塗布すると放射性アイソトープを取り込み、拡散を防ぎます。乾いたジェルを剥がすと、取り込まれた汚染物質も一緒に除去することができます。
ディコンジェルの利点
拡散の防止
ディコンジェルは放射性アイソトープに吸着して取り込むので、それ以上の拡散を防ぎ、海水や土壌、その他の地域などに広がるリスクをなくします。
汚染廃棄物を90%削減
剥がしたディコンジェルは折り畳んで小さくすることができます。密閉容器に入れて然るべき廃棄庫などに廃棄することができます。乾いたディコンジェルは容量が小さいため、水で洗い流す場合に出る放射線物質を含んだ水の量に比べ、廃棄物の容量が約90%も少なくなります。CBIポリマーズは、環境の保護のためにできる限り厳しい基準で廃棄ができるよう、日本の危険物廃棄関連サービス会社の協力を得てその方法を検討中です。
1度の塗布で100パーセントに近い除染
ディコンジェルは、洗剤を使って水で洗い流す従来の除染方法と大きく異なります。ディコンジェルは多くのテストや実際の除染作業で、ウラニウム、セシウム、PCBオイル、ベリリウムなどの危険物質を100パーセントに近い割合で除染できることが確認されています。
